藤稿りさのオリンピックメダル予想局

ちょうどいいエピソードも集めてみました。

清水希容(空手・形)負けず嫌いの空手界の綾瀬はるか

今回は、全日本空手柔道選手権大会7連覇中で東京オリンピック銀メダル以上確定と言われる清水希容(しみず きよう)さんをご紹介いたします。

 

 

清水希容(Shimizu Kiyou)

 

 
 
 
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生年月日      1993年12月7日

出身地       大阪府吹田市

出身校       大阪市立真住中学校ー東大阪大学敬愛高校ー関西大学

所属        ミキハウス

家族構成      母、父、兄 

よく行くところ   プラネタリウム

初任給の使い道   祖父母、父にポロシャツ、母にピアスをプレゼント

 

競技を始めたきっかけ

一つ上の兄が空手をやっていて、引越して道場が変わった際に見学に行ったところ兄が通う糸東流の空手道場には多くの女性がいて、美しい形を繰り出す女性に憧れて、道場に通うことになったそうです。小学生のときには一度も大会に出たことはなかったそうですが、見えない相手に空手の技を仕掛ける時間がとても楽しかったそうです。

 

ちなみ空手界には、空手界のきゃりーぱみゅぱみゅもいます。

 

競技成績

中学校の時に全国3位になりましたが、嬉しさより、自分よりこんなに上手い人がいるのかと衝撃の方が大きかったそうです。

 

高校2年時のインターハイでは3位になりましたが、高校としては空手の名門校だったので、連覇記録を逃すことになりました。そこから、覚悟を決めて練習し3年生時にはインターハイ優勝、大学2年時には、史上最年少で全日本空手選手権を優勝し、現在まで7連覇中であり、2014年、2016年には世界選手権で優勝を果たしています。

 

 

2011年  ジュニア&カデット21アンダー世界空手選手権   優勝

2013年  ジュニア&カデット21アンダー世界空手選手権   2連覇

2013年  第41回全日本空手選手権   優勝

2014年  第42回全日本空手選手権   2連覇

     第22回世界空手選手権    優勝

2015年  第43回全日本空手選手権   3連覇

2016年  第23回世界空手選手権    2連覇

     第44回全日本空手選手権    4連覇

2017年  第45回全日本空手選手権   5連覇

2018年  アジア選手権       優勝

     第24回世界空手選手権   準優勝

     第46回全日本空手選手権   6連覇

2019年  アジア選手権   2連覇

     第47回全日本空手選手権    7連覇

 

東京オリンピックメダル予報   銀メダル

金メダル   35%

銀メダル   55%

銅メダル   5%

 

清水選手のメダル予想は銀メダルです。2017年までは世界で敵はいない清水選手でしたが、2018年以降はスペインのサンチェス選手が台頭してきて、2018年には2勝4敗、2019年には3勝4敗と負け越していることから、東京オリンピックでは銀メダルの予想としました。ただ他の選手には負けないので銀メダル以上は確実で後は両者の当日のコンディションによるのではないでしょうか。

 

ライバル

サンドラ・サンチェス(スペイン)  金メダル
 
 
 
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153センチと小柄だが、素早い動きと力強さが持ち味。驚くべきは年齢で39歳である。(2020年現在)金銭面もあり24歳で一度空手を引退したが、32歳の時にLaLiga Sportsプログラムという、スポーツのプロフェッショナルを育成するプログラムを受け、トレーニングから資金調達まで窓口になってもらい競技に集中できるようになり、37歳の2018年の世界空手選手権では清水さんを破り優勝し、現在も女王として君臨している。

 

コーチは夫で形だけではなく、組手の練習も行っていて、練習中は厳しく夫がボスであるが、試合が終わったら自分がボスらしい。

 

空手を始めたきっかけも、ダンスをやるつもりがドラゴンボール孫悟空みたいになりかっ たという理由で空手を始めてたそうです。

 

競技ルール

 

◆空手・形(かた) 相手と直接対決せず、仮想の敵を倒すことが目的。1人ずつ1分半〜4分の演武を行い、審判員7人が点数で演武を評価する採点方式。審判員は立ち方や技を評価する「技術点」と力強さやスピードを評価する「競技点」をそれぞれ5.0〜10.0点(0.2点刻み)で採点する。「技術点」と「競技点」それぞれ最高点と最低点2つを除いた点を合計し、「技術点」は70%に、「競技点」は30%にして最終的な得点を算出する。満点は30点。

引用元:報知新聞 

 

試合ごとに演武を変えないといけないので、相手は一回戦で1番得意な演武をしてくるのに対して清水さんは決勝を見越して得意な演舞をとっておくために一回戦は苦手で演武して勝たないといけない難しさがある。

 

 

エピソード1 

大会で負けたら高校中退

 
 
 
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順風満帆な競技人生を送っていると思われがちな清水さんですが、高校3年生と時にインターハイで優勝する前までは、全国大会でいつも3位で2年生の時には高校の連覇記録を絶してしまったこともあり、挫折が多かったそうです。そして高校生活は空手に捧げたから高校3年生のインターハイで負けたら学校に行く意味がないから中退をしようと言う風な覚悟で戦った結果、優勝し、現在まで快進撃を続けています。

 

高砂部屋の関取記録が絶やされた次の関取が朝乃山関です。何かつかがるものがありそうですね。

 

エピソード2

試合前はfunky monkey  babysのあとひとつを聴く

 
 
 
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高校のインターハイで初めて優勝した時に聴いていた曲で験担ぎで試合の前に今も聴いているそうです。ポイントは普段は全く聴かなく、試合の前だけに聞くのでスイッチが入るそうです。

 

エピソード3 

腹式呼吸を12時間練習

形の審査において、呼吸は重要な審査項目の一つで、演武中に過度な呼吸をすると想定している敵から自分の動きが読まれると判断され、減点の対象になります。2018年の世界選手権では呼吸の影響もあり、2連覇を逃すことになりました。そこで激しい動きの際にも響かない低い呼吸音を身につけるために腹式呼吸を身につけるために稽古で長いときには12時間も複式呼吸の練習をしたそうです。

 

ご愛読ありがとうございます。

 

藤稿