藤稿りさのオリンピックメダル予想局

ちょうどいいエピソードも集めてみました。

廣中璃梨佳(陸上競技)16大会連続区間賞。駅伝で4年以上無敗。

今回は第38回全国都道府県対抗女子駅伝で、17年ぶり1区区間賞を更新し、史上初の5年連続区間賞を取った廣中璃梨佳(ひろなかりりか)さんをご紹介します。

 

 

 

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

みみ🍞駅伝おねえさん(@29mimi14)がシェアした投稿 -

 

廣中璃梨佳(Ririka Hironaka)

生年月日  2000年11月24日

出身    長崎県大村市

出身校   放虎原小学校ー桜が原中学校ー長崎商業高校

勤務先   日本郵政総務部

好きな色  オレンジ

得意な距離 3000メートル

座右の銘  不撓不屈

 

長距離選手だった母の影響で走ることが好きになり、放虎原小6年の時に大村陸上クラブに入部、桜が原中学校から本格的に陸上を始めました。中学3年生の冬に全国都道府県対抗駅伝大会の中学生区間区間賞をとり注目を浴びる。

 

母親がアスリートということもイマドキのスポーツ選手のトレンドな感じがしますね。

  

エピソード1

16大会連続区間賞中、中学3年生以降負けなし。

長崎陸連に残る廣中さんの駅伝大会成績を調べたところ中学3年の長崎県中総体駅伝から、第38回都道府県女子駅伝まで16大会連続で区間を獲得していることがわかりました。2015年11月以降4年以上駅伝で負けなしって衝撃的ですよね。

 

唯一敗れたのは陸上競技をはじめた中学1年生の頃の新人大会でした。この時勝った人は一生自慢しているでしょうね。

 

長崎商業高校時代には都道府県女子駅伝で実業団の選手が混じる中で狙って区間新記録をとり、ロンドンオリンピックラソン代表選手の木崎選手、17年世界選手権代表5000メートル代表の鍋島選手にも勝っています。

 

 

 競技成績

 

2014年2月2日   長崎県中学校駅伝競技新人合同記録会       3区6位

2015年11月6日   長崎県中総体駅伝大会             1区1位

2015年11月28日   九州中学校駅伝競走大会            1区1位

2016年1月16日   全国女子都道府県対抗女子駅伝       3区1位

2016年11月2日  長崎県高等学校総合体育大会駅伝競技大会     1区1位

2016年11月19日  全九州高等学校駅伝競走大会       1区1位

2017年1月15日  全国女子都道府県対抗女子駅伝        4区1位

2017年2月4日  長崎県高等学校新人体育大会新人駅伝競走大会  5区1位 区間

2017年11月2日  長崎県高等学校総合体育大会駅伝競技大会    1区1位

2017年11月18日   全九州高等学校駅伝競走大会      1区1位

2018年1月14日   全国女子都道府県対抗女子駅伝       4区1位 区間

2018年2月10日   長崎県高等学校新人体育大会新人駅伝競走大会   3区1位

2018年11月2日   長崎県高等学校総合体育大会駅伝競技大会   1区1位 区間

2018年12月23日   女子全国高等学校駅伝大会      1区1位

2019年1月13日   全国女子都道府県対抗女子駅伝     1区1位1位

2019年11月24日   全日本実業団対抗女子駅伝競走大会    1区1位 区間

2020年1月12日   全国女子都道府県対抗女子駅伝       1区1位 区間

 

トラック競技の5000メートルでも、日本歴代5位となる15分5秒40のタイムを記録した。この記録は、福士加代子さんが持っていたu20日本記録15分10秒23を上回る記録で、東京オリンピック参加標準記録の15分10秒00をクリアしたので、2020年6月の日本選手権で3位以内に入れば東京五輪の代表も決まります。

 

 

ちなみに、2019年の日本選手権3位なので怪我などがなければオリンピックに問題なく出場できます。

 

トラック競技は全国高校陸上で1500メートル3位、3000メートル7位など駅伝ほど絶対的な成績ではなかったのですが、日本郵政に入社した後に特段成績が目立つようになりました。これはおそらく日本郵政では、2キロのボール投げの体幹レーニングや基礎トレーニングをみっちり1時間やるので体幹が強化され、上半身と下半身がうまく連動し疲れにくい安定した走りができるようになり、持ち味のラストスパートがさらに切れ味を増しました。

 

エピソード2

陸上無名校を全国高校駅伝

長崎県の女子駅伝強豪校いえば、県総体駅伝を23年連続で優勝している諫早高校が有名であるが、廣中さんは県総体駅伝で優勝経験が一度もなく10年連続2位の長崎商業高校に入学した。この件について朝日新聞がインタビューをしたところ廣中さんは「2位の学校を私の力で勝たせたかった」という発言をしたそうです。 

 

 

その言葉通り、高校3年に長崎商業高校を初優勝をさせ、駅伝部の甲子園、全国高校駅伝都大路)にチームを導きました。感服いたします。

 

エピソード3

トレードマークは青の帽子なのに好きな色はオレンジ
 
 
 
この投稿をInstagramで見る

エリ(@eri_8219)がシェアした投稿 -

廣中さんといえば、どんな大会でも青の帽子をかぶって走る姿が印象的です。厳密に言えば少し紫にも見えますが…。しかし所属先(日本郵政)プロフィールを見るとなんと好きな色はオレンジと書いているではありませんか。いったいどういうことなんでしょうか。オレンジの帽子をかぶって走る方が気分が上がるのではないか。それとも気分が上がりすぎてしまうからあえての青なのか、真相は藪の中です。廣中さんにぜひ聞いてみたいです。

 

ご愛読ありがとうございます。

藤稿