藤稿りさのオリンピックメダル予想局

ちょうどいいエピソードも集めてみました。

喜友名諒(空手男子形)オリンピック金メダル確実。

今回は、東京オリンピックで最も金メダルに近いと言われる喜友名諒(きゆなりょう)さんをご紹介いたします。

 

 

喜友名諒(Ryo Kiyuna)

 

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

ブルーファーストスター(@blue_first_star)がシェアした投稿 -

 

生年月日    1990年7月12日

出身      沖縄県沖縄市

身長・体重   170センチ・78キロ

出身校     沖縄東中学校ー興南高校沖縄国際大学

所属      劉衛流龍鳳

世界ランキング 1位

座右の銘    努力に勝る天才なし

 

 

きっかけ

5歳の時に幼稚園の友人が空手を習っていたことから、市内の空手道場に通うようになり、競技人生がスタートした。

 

友達が空手をやっているから自分もやるというのは沖縄では普通の光景だそうです。空手は沖縄発祥の地だからです。

 

小学校時代は野球と空手を両立していましたが、沖縄東中学校で空手部に入り、中学2年で全国中学生選手権大会に出場し、個人、団体で優勝を果たす。中学3年のときに現在の師匠である佐久本嗣男(劉衛流龍鳳会会長)に弟子入りをする。

 

東京オリンピックメダル予報   金メダル

金メダル確率   98%

銀メダル確率   1%

銅メダル確率   1%

 

怪我、病気さえしなければ、金メダルを獲得できます。各メディア、新聞、テレビで最も金メダルに近い選手として紹介していますし、2020年1月現在、18年2月の国際大会を最後に負けなしで、日本選手権8連覇、アジア選手権4連覇、世界選手権3連覇中です。負ける要素もありません。また2018年世界選手権女子の形で37歳の選手が優勝したように空手の形は年齢に関係なく、強い選手は長年にわたり活躍することができるので、2024年のパリ五輪、2028年のロサンゼルス五輪まで3連覇の期待もできます。

ちなみに喜友名さんが金メダルを獲得すれば、沖縄県勢では夏冬通じて初めてとなる金メダリストになります。

 

 

 

オリンピック日程と空手・形のルール

 

男子空手形の競技は1日で予選から決勝までを行います。ただ、予選と順位決定戦の間に空き時間がありますので観戦される方は注意してください。

 

 

日時:8月7日(金)10:00〜14:35

会場:日本武道館

・男子形予選

・男子形ランキングラウンド

 

 

日時:8月7日(金)17:00〜21:30

会場:日本武道館

・男子形3位決定戦

・男子形決勝

 

◆空手・形(かた) 相手と直接対決せず、仮想の敵を倒すことが目的。1人ずつ1分半〜4分の演武を行い、審判員7人が点数で演武を評価する採点方式。審判員は立ち方や技を評価する「技術点」と力強さやスピードを評価する「競技点」をそれぞれ5.0〜10.0点(0.2点刻み)で採点する。「技術点」と「競技点」それぞれ最高点と最低点2つを除いた点を合計し、「技術点」は70%に、「競技点」は30%にして最終的な得点を算出する。満点は30点。

引用元:報知新聞 

 

2019年1月にルールが改正され、5人の審判による旗判定から7人の審判による採点になりました。立ち方や技のほか正確な呼吸が行えているかも採点の対象となり、まさに武道版フィギュアスケート。このルール変更は喜友名さんの向かい風になるのではないかと言われていましたが、ルール変更をもろともせず、2019年を無敗で終え、新ルールでも問題ないことを証明しました。

 

また、試合ごとに演舞を変えないといけないので、決勝まで4試合の場合4つの演目が必要になり、観客にとっては嬉しいことに決勝まで全部違う演目をみることができます。特に劉衛流最高峰の技「アーナンダイ」規定上国際大会でしか使えないのでオリンピックでみれることを楽しみに待っています。素人目に見ても震え上がる演舞で、喜友名さんにまとわりつくオーラを感じてほしいです。必見です。

 

 

ライバル

ダミアン・キンテロ(スペイン)メダル予想 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Damian Quintero(@damianquintero)がシェアした投稿 -

 

日本につぐ、空手大国のスペインの形のエースです。2020年1月現在、世界ランキング2位。2018年世界選手権で準優勝。決勝まで5ー0で他を圧倒してきたが、決勝で喜友名さんに0ー5で敗れる。しかし、2012年世界学生空手選手権の決勝で喜友名さんを破り優勝したこともあり、銀メダル候補です。イケメンでもあります。

 

 

アントニオ・ディアス(ベネズエラ) メダル予想 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Antonio Diaz(@diazkarate)がシェアした投稿 -

 

2016年9月まで喜友名さんに3戦3勝。2020年1月現在、世界ランキング4位。元世界王者の元世界ランキング1位。2016年世界選手権で喜友名さんに敗れてからは、立場が逆転する。2018年世界選手権では準決勝でダミアン・キンテロ0ー5で敗れる。

 

エピソード1

弟子入り以降休みなし

 

中学3年生で弟子入りして以降、1年365日欠かさず稽古を行い、完全休養日は1日もない。喜友名さんのしなやかさと強さが共存した演技は毎日の練習の賜物です。膝の動き軸の使い方、目線、手つきを学ぶために琉球舞踊を練習に取り入れ、柔らかさしなやかさが磨かれ、重量挙げのトレーニングで強靭な下半身を作り上げました。

 

高校3年時のインターハイでは沖縄代表の組手選手として選ばれた経験もあるので、蹴られたらひとたまりもないのではないでしょうか。

 

エピソード2

佐久本師匠(72歳)には勝てない

喜友名さんの師匠は、劉衛流龍鳳会会長の佐久本さんですが、未だに弟子とともに稽古に打ち込み鉄人で、両手を動かすだけで周りの空間が歪んで見えるほど、空手界達人であり、海外からもたくさんの練習生がやってきます。喜友名さんは「佐久本先生にはまだ叶わない」と吐露していたそうです。

 

当時全日本選手権を3連覇した井上康生さんが、インタビューで寝技は山下先生がいまだに山下先生が1番強いですねと言っていたエピソードを思いました。

 

エピソード3

ニックネームは歌舞伎
 
 
 
この投稿をInstagramで見る

朝日新聞映像報道部 Asahi_Photo_Sports(@asahi_photo_sports)がシェアした投稿 -

 

喜友名さんといえば、。彫りの深い顔立ちに眼力、気迫が押し出すスタイルに海外では歌舞伎と言われいるそうです。本人的にはライオンをイメージしているそうです。

あんな眼に見つめられたら乙女はズッキュンズッキュンです。 

 

エピソード4

琉球舞踊を練習

膝の動きが固く課題である喜友名さんは膝の柔らかさを習得するために国の重要無形文化財に指定されている地元沖縄の琉球舞踊を練習に取り入れ、課題の克服に取り組んでいます。

 

ご愛読ありがとうございます。

藤稿