野口啓代(スポーツクライミング)美人で可愛い握力50超えの草分け牧場娘
今回は2019年世界選手権、スポーツクライミング女子複合で2位になり、東京オリンピックでメダルが期待されている野口啓代(のぐちあきよ)さんをご紹介します。
野口 啓代(Noguchi Akiyo )
(左の方です。)
生年月日 1989年5月30日
出身校 八原小学校ー城之内中学校ー東洋大牛久高校
身長 165センチ
リーチ 175センチ
握力 55キロ
スポンサー 13社(team au/大和証券/オリエンタルバイオ/THE NORTH FACE/三井不動産/牛乳石鹸/ZETA/西川/LA SPORTIVA/PETZL/NEW HALE/C3fit)2020年2月現在。
きっかけ
小学校5年生時に家族でグアム旅行に行った際ゲームセンター内にあった室内ボルダリングを登ったところハマり、帰国後、月に何回か妹と父と茨城のクライミングジムに通うようになるが、当時は趣味という意味合いが強かった。家は牧場で牛や牛舎の屋根に登ったり、牧場かくれんぼという野性的な遊びをしていたこともあり、自然とクライミングが好きになったそうです。大学を1年で中退し、プロクライマーに転向。プロの意地でアルバイトはせず、優勝賞金で生活をしていたそうです。その後ジャパンカップ9連覇を含む11回優勝、2009年世界選手権優勝を果たす。
手足の長さ、女子平均25キロの倍を超える55キロの握力、体の柔軟性、頭の回転の速さ野口さんの特徴です。スピード種目が苦手で、ボルダリング種目が得意です。
ちなみにリンゴがつぶせて、箸くらいの幅に指をかけてぶら下がることができるそうです。
オリンピックメダル予報 銀メダル
金メダル 1%
銀メダル 55%
銅メダル 30%
野口さんのメダル予想は銀メダルです。金メダルは正直言って厳しいと思われます。後述してますが、ライバルのガンブレッドさんは世界最高選手であり、大会でもほとんど勝ったことはありません。野中さんと出来の良さで順位が変わるかもしれませんが、ベテランの調整力、ボルダリングとリードの強さで銀メダルは取れるでしょう。
オリンピックの日程とルール
スポーツクライミングの日数は男女合わせて4日間です。
今回は女子の日程だけをピックアップします。
日時:8月5日(水)17:00〜22:40
会場:青梅アーバンスポーツパーク
女子複合予選-スピード
女子複合予選-ボルダリング
女子複合予選-リード
日時8月7日(金)17:30〜22:20
会場:青梅アーバンスポーツパーク
女子複合決勝-スピード
女子複合決勝-ボルダリング
女子複合決勝-リード
◆スポーツクライミング 東京五輪ではスピード、ボルダリング、リードの3種目を総合した「複合」で争われる。予選、決勝はそれぞれ1日で3種目を行い、各種目の順位を掛け算して出した総合得点の少ない選手が上位となる。
スピード 1対1で、高さ15メートルの壁を登り切る速さを競う。壁は世界共通のルート。フライングは一回で失格となる。予選は2本を登り、速い方のタイムで順位を競うが、決勝はトーナメント方式で1トライのみ。
ボルダリング 課題となる複数の壁を、制限時間内にいくつ攻略できたかを競う。完登数が同じ場合は、各課題のトライ数や各課題の一定の高さに設定された「ゾーン」と呼ばれるホールドに到達しているかどうかが考慮される。
リード 12メートル以上の壁を、命綱を着けた状態で、6分の制限時間内にどこまで登れるかを競う。
引用:時事ドットコムニュース
リードとボルダリングは陸上競技で例えられ、長距離と短距離みたいなもので、2種目ともにこなせる選手は少ない。
スピードは全く別競技で、オーストリア、フランス、スロベニアだと山岳が多く、昔からクライミングが盛んな国が強いです。
日本では、最近クライミング施設が増えて、多くの若手が台頭してきたが、スピードのクライミング施設は少なく、どの日本人も苦手とする種目です。
ライバル
ヤンヤ・ガンブレッド(スロベニア) メダル予想 金
2019年世界選手権複合女子で圧倒的優勝を果たした。世界ランキング1位のスロベニアの至宝、オリンピック金メダルほぼ確定の選手の1人。ボルダリングとリードの実力が抜きん出ていて、2019年にはボルダリングワールドカップ6戦6勝。リードは2016年から2018年まで世界選手権3連覇。
ちなみに可愛くて人気。
化け物であり、彼女が出ているだけで観る価値がある。東京大会で観れることに感謝したい。
野中生萌(日本) メダル予想 銅
クラウドファンディングでお金を集めて立教大学の池袋キャンパスにスピード競技用の壁を作ったでお馴染みの野中さんですが、日本で珍しいスピード得意選手です。オールラウンダーでミスがなければ、銀メダルを取れてもおかしくない。
スピード日本記録を持つ彼女の速さに注目
エピソード1
自家製ボルダリングジム
13歳の頃クライミングの大会に出たところ出る大会、全てで優勝した。そこで父は、娘に可能性を感じ、学校帰りでクライミングジムに通うのは大変だろうと昔の牛舎を改造してプライベートクライミングジム作ったそうです。そして小学校6年生の時に中高生が参加する全国ユース大会で優勝して天才少女と一躍脚光を浴びるようになったそうです。
エピソード2
球技音痴
野口さんは誰もが認める球技音痴だそうで、球技は苦手だそうです。以前テレビでリフティングをする野口さんの映像が流れていましたが、自分の顔面にボールが直撃していて痛そうでした。他に参考にしている種目はなく、猿からクライミングのヒントを学ぶそうです。
余談ですが、試合中は凛として他を寄せ付けない感じですが、実際に話とお茶目で気が利く方だそうです。
エピソード3
指紋がない。
クライミングをしている方あるあるなんですが、野口さんは指紋がないそうです。ないというより、クライミングをしていると指紋が削れてなくなり、髪を洗うのも痛くなるそうです。スマホで顔認証機能がついた時はたいそう嬉しかったそうです。
他にも職業病で東京タワーなど建造物を見ると、どう登ろうとか考えてしまうそうです。
エピソード4
東京五輪で引退
モチベーション低下とマンネリ化で引退を考えていた2016年に東京オリンピックでボルダリングが行われることが決まり、現役続行を決意したそうです。そのため東京オリンピックが終われば、引退をするそうです。
野口選手のクライミング姿を生で見れるのはあと少しか、恋人になるしかありません。
是非東京オリンピックで応援しましょう。
ご愛読ありがとうございます。
藤稿