ダニール・メドベージェフ(男子テニス)次世代のBIG4、悪童
今回は2019年全米オープン準優勝で、BIG 3〔ナダル、フェデラー、ジョコビッチ〕を超える期待の星、ダニールメドベージェフさんをご紹介します。
ダニール・メドベージェフ(Medvedev Daniil)
生年月日 1996年2月11日
出身 ロシア
出身大学 モスクワ国際関係大学
身長 198センチ
好きな食べ物 パンナコッタ
話せる言語 フランス語、英語、ロシア語
メドベージェフさんは、6歳で遊び目的でテニスをはじめました。その後メキメキを力をつけ、援助してくれた親の支えもあり、2014年、18歳の時にプロデビューをしました。2019年にはATP ツアー最多の59勝を達成し、7月末からは6大会連続で決勝に進出し、2大会で優勝しました。ジョコビッチと相性がよくジョコビッチキラーとも呼ばれいます。
またロシアでの久々のスターテニスプレーヤーであり、ロシアのテニス人気に一役かっています。日本でも錦織さんが活躍し、テニスブームが来ましたよね。
大学のモスクワ国際関連大学はモスクワのハーバード大学とも呼ばれ、プレースタイルからもIQの高さが見受けられます。
エピソード1
試合前日に深夜3時まで起きている?
メドベージェフさんは、2017年まで真面目にテニスに向き合うことなく、試合前日はテレビを見ながら深夜3時まで起きていたり、試合当日にクロワッサンやパンナコッタを食べ、試合前練習後にはグミやキャンディなどを食べる不真面目なテニスプレーヤーでしたが、2018年にコーチとフルタイム契約し、メンタルコーチ•フィジカルコーチを新たに雇ったところすぐに効果が現れ、世界ランキング4位まで成績を伸ばしました。
エピソード2
勝つためなら手段を選ばない
メドベージェフさんのテニススタイルは後方からの安定した守備が持ち味で、無理なショットはせず、相手のミスを誘い、チャンスボールで長身を生かしたスマッシュを得意にします。相手を苛立たせるプレーを心がけているそうです。身長が高い選手は動けなくネット際が弱い傾向にあります、足が速くフットワークが軽いためにネット際のプレーも強く、ドロップショットも得意としています。
ただ、ナダルさんや玄人さんは、メドベージェフさんの意外性を評価しています、これは、メドベージェフさんは能力が相手より劣っていると分かっても、積極的に何かを仕掛け、リスクを恐れずに4代大会でも今まで練習したこともないような奇想天外なサーブを打つなど、勝つために手段を選ばないところが評価されていました。
エピソード3
審判に小銭を投げつける。
全米準優勝をし、一般にも知られる有名になったメドベージェフさんですが、ひと昔前は、テニス業界では成績より悪態で有名な選手でした。
2017年のウィンブルドンでは、試合後に審判台に向かって小銭を投げて非難を食らっており、2019年全米オープンでは、ボールパーソンの子供からタオルを強引に奪い、返すことなく投げて捨て、審判から警告を受けると審判にラケットを投げつける行為を行い、観客からブーイングを浴びました。ただ試合には勝ち、インタビューでは”アメリカ最高“など発言したり観客からブーイングを煽る行為をしていました。自分では「テニスの時だけ性格が変わるんだ。二重人格かもしれない」ということも言ってました。
煽りブーイングはテニス交通法違反ですね。
某動画サイトにはメドベージェフさんの悪態動画がいっぱいありますので是非面白いので見てほしいです。
ただそんなメドベージェフさんを私は好きです。
ご愛読ありがとうございます。
藤稿