藤稿りさのオリンピックメダル予想局

ちょうどいいエピソードも集めてみました。

玉井陸斗(水泳飛び込み)13歳で東京オリンピック出場?算数得意で数学苦手。

今回は、2019年4月に行われた日本室内選手権に12歳7ヶ月で初出場し史上最年少で優勝した玉井陸斗(たまいりくと)さんをご紹介します。

 

 

 

 
 
 
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玉井陸斗(Rikuto Tamai)

生年月日    2006年9月11日

出身      兵庫県宝塚市

出身校     高司小学校ー高司中学校

所属      jss宝塚スイミングスクール

好きな食べ物    牛タン

好きな色    黄色と黒(阪神カラーというわけではない)

好きな言葉   努力

好きな芸能人  広瀬すず西野七瀬ノンスタイル

得意種目    高飛び込み

コーチ     馬淵 崇英

 

3歳からJSS宝塚で競泳を習っていて、小学1年生の時に飛び込み体験教室のチラシをもらい軽い気持ちで参加し、高さ1メートルの板の上で跳ねて深いプールに飛び込む普段できない体験を経験し、気持ちよかったことから、飛び込みの練習をはじめました。

 

 

現在の馬淵崇英コーチは馬淵優佳さんのお父さんです。つまり東京五輪メダル候補の瀬戸大也さんの義理のお父さんから指導を受けています。

 

日本の飛び込みの人口は約700人(プロ野球選手は約900人、j1選手は約600人)といわれ、最高10メートルから時速50キロほどで飛び込むので怖くなってやめる子も多いという。玉井さんも初めてビル3階ほどの高さである10メートル飛び込み台に立った時は死ぬんじゃないかと思ったそうです。その中で何度の高い技を次々習得している玉井さんは、日本の至宝です。

 

エピソード1

オリンピックに出場できれば、夏季五輪の日本人最年少記録更新。

2019年は日本室内選手権大会高飛び込みでは正確無比な演技で2位に大差をつけて優勝。日本選手権では、498点という高得点でこちらも史上最年少で優勝

 

憧れである寺内健選手の13歳7ヶ月という記録を抜いて13歳で優勝しました。

 

498点はリオ五輪で5位、2019年世界選手権4位の記録に相当します。点数的に世界選手権派遣標準記録をクリアしているものの、主要国際大会では開催年12月末日時点で14歳以上という国際水連が定める年齢制限があり、参加できず東京オリンピックの参加規定をクリアできませんでした。

 

しかし2020年4月に行われるW杯で18位以内に入れば、東京五輪内定が決まるので期待したいです。決まれば14歳6日でオリンピックに出場した岩崎恭子さん、1932年ロス五輪競泳金メダルの北村さんの14歳10ヶ月の記録を更新します。

 

浅田真央さんもトリノオリンピックで年齢制限で出場できなかったことを考えれば、世界選手権に出れずとも東京オリンピックには出れる可能性があるので、まだ良かったかな。

 

競技成績 

 

2019年4月20日 日本室内選手権大会3m板飛込        9位

2019年4月21日 日本室内選手権大会高飛込         1位

2019年6月7日  ダイビンググランプリスペイン大会高飛込  4位

2019年6月8日  ダイビンググランプリスペイン大会3m高飛込 34位、予選敗退

2019年8月18日 全国中学校競泳大会高飛込         1位

2019年8月19日 全国中学校競泳大会3m板飛込         1位

2019年9月22日 日本選手権水泳競技大会3m板飛込       5位

2019年9月23日 日本選手権水泳競技大会高飛込        1位

2019年11月   ダイビンググランプリマレーシア大会高飛込   2位

2019年11月   ダイビンググランプリシンガポール大会高飛込  2位

 

飛び込みには高飛び込みのほかに板の弾性を利用する板飛び込みがあり、板飛び込みは体重が軽いと板の使いこなしが難しくなるためにあまり成績が良くないそうです。それと2019年世界選手権3位の選手の得点は541点だったので、オリンピックでメダルを目指すにはあと40点必要になります。

 

エピソード2

足が速い
 
 
 
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飛び込み選手である玉井さんですが、小学校の時は足の速さが学年トップだったそうです。

 

日本の運動神経がいい子供たちはサッカーや野球をやってしまうイメージがあるので、そういう運動神経の良い子が飛び込みをやったら世界と戦えるんだぞということを体現してくれたようにかんじます。

 

ちなみに将棋で有名な藤井聡太君も短距離が得意で、中学校3年生で50メートル6.8秒という記録を持っています。すごい意外ですよね。運動神経の良い子が将棋をやったら世界と戦えるんだぞということを体現したようにかんじます。 

 

エピソード3

算数は得意も数学が苦手

小学生時代は算数が得意だったそうですが、中学生になったら数学が難しくて苦手科目になったそうです。

 

エピソード4

球技、自転車、スケボーを禁止
 
 
 
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日本男子五輪最年少13歳10カ月で迎える来年の大舞台へ「球技、自転車、スケボーはしないようにしている」とあどけない表情で笑った。兵庫・宝塚市の高司中に入学した4月、シニア初戦の日本室内選手権で史上最年少優勝。世界で戦う意識が高まり、同年代の必需品を封印した。遊びに出かける際は、自転車に乗る友人を横目に「荷物を持ってもらって、自分は走っている」。不用意な転倒を避けるため、1~2キロを平然と走る。指令を出した馬淵コーチは「手は飛び込みで最後の技。指の捻挫でも入水がパーになる」と説明した。引用元:日刊スポーツ 

 

 

確かに昔、水泳の萩野公介選手が自転車で転倒して右肘を骨折して治療して本来の調子に戻るまで一苦労していたこともありましたのでいい判断だと思います。

 

エピソード5

 

腹筋がバキバキ
 
 
 
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腹筋がバキバキな玉井さん。平日は学校終わりで4時間半、休日は休憩を挟みながら8時間練習しているそうです。

 

爪先立ちからしゃがみ続けるなど陸上での基礎トレーニングに筋トレで足首と腰に計2キロの重りをつけて連続宙返り、肋木で腹筋トレーニングが美しい鬼の腹筋を生み出しました。 玉井さんの得意技、前宙返り4回転半(109c)はこの筋肉とバネと天性の空中感覚が備わってできる技です。

 

この技は2019年世界選手権決勝に進んだ12人が披露した17の技のうち3番目に高い難易度の技で玉井さんは12歳で習得しました。フィギュアスケートで例えると12歳で4回転ジャンプをマスターしているレベルですごいということです。また腕が人より長いようで、長い腕は入水時に瞬時にみずをかかくために有利とされ、高得点につながる水しぶきの少ない入水(ノースプラッシュ)を生み出す要因にもなっているそうです。

 

ご愛読ありがとうございます。

藤稿